『続・HTML入門第2版』

『HTML入門第2版』(ローラ・リメイ他著,武舎広幸+久野禎子+久野靖訳,プレンティスホール出版)のページです. お買いあげいただいた方,どうもありがとうございます.

目次


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『続・HTML入門第2版』構成

この『続・HTML入門 第2版』にはHTMLとWebパブリッシングに関する話題で,『HTML入門 第2版』に収録し切れなかった話題を収録しています。

第1章自分でサーバをセットアップすることの得失と留意点について解説しています
第2章クリック可能なイメージマップ機能について,HTML 3.2や4.0での進歩まで含めて詳しく解説しています
第3章HTMLのフォーム機能について,HTML 4.0での機能増強まで含めてていねいに解説しています
第4章WWWにおける対話的プレゼンテーションの基本であるCGIについて,初歩から手ほどきしています
第5章前2章の知識に基づいて,具体的で役に立つフォームとスクリプトを例題として取り上げ解説しています
第6章WWWの役に立つプレゼンテーションの実例を見てみることで,自分のプレゼンテーションを組み立てるヒントを提供しています
第7章さらにプレゼンテーションの実例を取り上げますが,こんどはフォームなどを使った対話的なものを見て行きます
第8章クライアント側で対話的なプレゼンテーションを動作させる基本技術であるJavaScriptに入門します
第9章前章の内容を踏み台にしてより高度なJavaScriptの使い方を学びます
第10章JavaScriptより本格的なクライアント側プログラミングを可能にするJava言語とアプレットについてひととおり紹介します
第11章Javaとは別のアプローチとして,ブラウザ画面に埋め込まれて動作するアプリケーションの形態であるプラグインについて,その原理や実例を紹介します
第12章WWWサーバで利用可能な技として,SSI,リダイレクト,サーバプッシュ,ログファイルなどについて学びます
第13章今日とても重要なテーマとなっているセキュリティについて,WWWサーバを題材に学びます
第14章完成したプレゼンテーションのテスト法やメンテナンスについて学びます
第15章仕上げとして大規模なプレゼンテーションやサイトの管理について整理しています


『HTML入門第2版』 まえがき

この本の前編にあたる『HTML入門 第2版』では,HTMLに関する基本的な事柄を説明し,WWW上でのパブリッシングの理論や概念について紹介しました。『HTML入門 第2版』の内容を理解して自分のページを作成したりしているうちに,もっと進んだことに興味を持つようになる人も多いでしょう。そうなると,イメージマップやCGI,サーバの設定などについて詳しく書いてある本が欲しくなるに違いありません。

この本は,まさにそういう人のための本です。この本『続・HTML入門 第2版』は,イメージマップ,フォーム,CGI,JavaScript,Javaなどの動的なコンテンツについて,サーバの各種設定について,さらに魅力的なプレゼンテーションの実例や設計方法について,具体的かつていねいに説明しています。

『HTML入門 第2版』を読まなかった人でも,どうぞこの本を読み進んでください。HTMLについて基本的な事柄を理解している人なら,この本で動的コンテンツやサーバ設定などの知識を吸収し,有効に活用できるようになるはずです。その過程で,もっとHTMLの基本についてもきちんと学んだ方がいいなと思ったら,その時に『HTML入門 第2版』を買ってもけして遅くはありません。そして,両方の内容をマスターすれば,HTMLに関するあなたの知識は(永遠にとは言いませんが,ここしばらくの間は)万全であると自信を持って言えます。

対象読者

この本は次にあげるような読者を対象として書かれています。

このどれかにあてはまらないとしても,以下の構成を見て興味のある話題が含まれているようなら,ぜひこの本を読んでください。どんな話題でも基本からていねいに解説してありますから,よく読めば分からないということはないはずです。

訳者まえがき

『HTML入門 第2版』の訳者まえがきにも記したように,この本はTeach Yourself Web Publishing with HTML 4 in 14daysの後半部分の翻訳に当たりますが,実質的には同じ著者・訳者による前著『続・HTML入門』の改訂版だと考えていただいてよいと思います(上記の原著は『HTML入門』と『続・HTML入門』の原著を合冊したものの改訂版なので)。そして,内容的には『HTML入門 第2版』が通常の(対話的でない)HTMLドキュメントの設計や作成を扱い,この本『続・HTML入門 第2版』はフォーム,CGI,JavaScriptなどの対話的プレゼンテーション技術と,サーバ管理やサイト管理などのより進んだ話題を取り上げるという分担になっています。ですから,『HTML入門 第2版』を読んでいない人でも,(HTMLについては知っているからとばして)上記の内容について詳しく知りたい人にはぴったりの本だと言えます。

そして,より進んだ話題を取り上げるというこの本の性質上,それぞれの章は比較的独立していて,そのため読者は自分に必要な章だけをとりあえず読んで役立てることができます。にも関わらず,ローラさんの「出版としてのWWW」という視点はこの本でも一貫していますから,全体を通読してHTMLの高度な話題についてマスターするという目的にもこの本は適しています。

また,訳者としては最新情報を正しく伝えるというこのシリーズの伝統(?)を守りたかったので,(訳者として当然のことですが)各箇所の記述をW3Cなどの最新規格に照らしてチェックし,相違のある箇所については適宜記述を改訂/追加してあります(それは原著がいい加減だからではなく,原著の出版時点ではHTML 4.0はまだドラフトにすぎなかったのが翻訳中にW3Cの推奨規格として確定した,という時間的経過によります)。また同様の考えから,Apache,CSS2,XMLについての解説を付録として追加し,さらに『HTML入門 第2版』に掲載したタグ一覧も規格の確定に合わせて改訂した上で再録してあります。

そうやって頑張ってもまたHTMLの方が変わってしまうのでは,と思われるかもしれませんが,実際にはHTMLの進化はこの春のHTML 4.0,CSS2,XMLのW3C推奨規格としての確定でひと息ついたところで,この本(と『HTML入門 第2版』)に収録した内容はこれからしばらくの間は安定していてさほど変わらないものと考えられます(もちろん,XMLの方面を中心に新しいものの追加は絶えずあると思いますが)。ですから,安心して『HTML入門 第2版』やこの本を本棚に並べて参照文献として活用してください。そういう意味でも,ちょうどよい時期にこの本を刊行できることを嬉しく思います。

最後になりましたが,この本を紹介してくださり,翻訳の機会を与えてくださった,(そして,予定よりも遅れてしまいご迷惑をおかけしてしまった)三輪幸男さんをはじめとするプレンティスホール出版の皆様に感謝いたします。

1998年7月

武舎広幸
久野禎子
久野靖


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